最近増えているうつ病

最近はストレスによる「うつ」よりも、体の中に「いらない物」を抱えて「うつ」になる方も多いようです。

 

暑くなり冷たい物の飲みすぎ・食べすぎに注意し、適度な運動を心がけ太らないようにしましょう。

 

冷たい物を避けて体内の陽気を損ねないようにしましょう。

 

暴飲暴食を避け、睡眠をしっかりとり疲れを明日に持ち越さないようにしましょう。

  

当店は病気の症状を薬で抑えるのではなく、病気の原因を治療することで、

人間の持つ免疫力・自然治癒力を高める、体に負担のない根本療法をめざしています。

  

しかしながら、予防に勝る治療はありません。

 

季節の体調不良、

子宝相談、腰痛、ひざ痛、肩こり、リウマチ、トイレが近い、冷え症、不妊症、体臭、口臭、疲れ、不眠、不安、パニック、その他、ご相談下さい。

 

 

ご相談下さい。(要予約):TEL087-881-3071

改善の目安は、2週間から1ヶ月です。

健康の肝腎要

健康に肝腎なこと

「肝腎要」という言葉があります。

 

まず要は腰のことです。腰は人が動く時、中心点となり最も大切な場所です。

 

肝は肝臓のことです。漢方では「肝は将軍の官」と考えます。その意味は、昔中国では1つの国を城壁で囲み、外敵の侵攻に対しては城門を閉め、将軍が兵隊を指揮して防ぎます。

人体を一国と例えると、ウイルス等は侵攻してくる外敵に、それを防ぐ肝臓は将軍ということになります。

 

腎は腎臓のことですが、漢方では腎臓そのものの機能のことではなく、腎はその人の命の火を燃やしていると考えます。

命の火のことを「命門の火」といいます。「命門の火」が燃えている場所が腎なのです。

人は両親から生命エネルギー(元氣)を戴いて産まれます。元氣は腎の内で燃えていると考え「命門の火」と名づけました。

命門の火が盛んに燃えているときは元氣ハツラツの状態です。衰えると元氣はなくなり、火が消えると冷たくなって死が訪れるのです。

 

生命の根元は一つとして、元氣は天の氣で養い、地の氣で養いを補います。

天の氣とは酸素と宇宙エネルギーです。地の氣とは、春夏秋冬、大地に産まれる植物と水です。

天の氣を補うのは、朝日をあびて陽気を取り入れると良いでしょう。

地の氣を補うのは、太陽の光をあびた旬の食材が良いでしょう。

 

東洋医学では感情で内臓の働きが左右されるという考えがあり、

イライラは肝を・クヨクヨは消化器を・悲しみは呼吸を・不安感は腎を害います。

更に肝の機能に問題が起こると消化器と呼吸に影響し、つぎは腎に影響が及び、最後に心臓に影響します。イライラ(怒)が万病のもととなりえます。

 

健康のための日頃の心がけは、外敵を防ぐ肝を丈夫にし、消化器の働きをしっかりさせ、「命門の火」を燃やしている腎を丈夫にする、これが肝腎なことです。

 

薬はいろいろありますが、代表的なものは、

肝には「牛黄」

消化器には「人参(紅参)」

腎には「鹿茸」

などの上薬です。

お血【血液の流れが悪く滞っている状態】

お血(血流が悪い状態)を改善してみませんか?

 

あなたのお血度チェック

頭痛・肩こりがある。(5点)            目の周りにクマがある。(6点)  

体の局所にしこりがある。(6点)         あざができやすい。(6点)

決まった所に痛みがある。(5点)          シミが多い。(3点)

痔になりやすい。(4点)               便が黒っぽい。(6点)

唇や歯ぐきの色が黒っぽい。(4点)       集中力に欠ける、忘れっぽい。(4点)

手足の静脈が浮き出ている。また静脈瘤がある。(3点)

お腹の静脈が浮き出て、蛇行している。(6点)

皮膚にツヤがなく、カサついたり、ザラつく。(3点)

舌の色が暗く、紫っぽい。また、その色に斑点がある。(6点)

舌の裏側の静脈が浮き出て、蛇行している。(6点)

生理不順または生理痛(6点)             月経血が黒ずみ、塊が混じる。(6点)

子宮筋腫、子宮内膜症。多嚢胞性卵巣、卵巣のう腫などがある。(6点)

 

当てはまるものの点数を合計します。

 

点数によるあなたのお血度

 

10点~18点  軽度:お血を引き起こす、生活習慣の改善に取り組みましょう。

19点~30点  中度:生活習慣の改善と同時に、

               お血を改善する漢方薬による対策を始めましょう。

31点以上    重度:生活習慣の改善と同時に、

               お血を改善する漢方薬による対策を始めましょう。

生活習慣の改善

 

 食事  腹八分目。

      肉・魚、豆類・豆製品、野菜の割合を2:1:4のバランスで。

      お菓子、果物、ジュース、タバコ、アルコールなどの嗜好品はほどほどに。

 

 運動  有酸素運動(水泳・ウォーキングなど)毎日30分のお散歩。

 

 漢方薬 活血薬:行血薬と逐お薬の2種類があり、状態にあわせて処方します。

五臓六腑と季節

漢方では、人間の身体は、他のすべの生き物と同じく、一年の季節に応じて変化すると考えています。

季節により弱りやすい臓腑は、基本的に以下の様になります。

春夏秋冬+土用を五臓にあてはめて

春  肝

夏  心

土用 脾(脾臓ではなく、消化器官全体)

秋  肺

冬  腎

に弱りが出やすくなります。